一族最高齢の97歳の祖母を筆頭に親子四世代で同居しています。
おかしなことになっている事は多々あるものの、身の回りのことや簡単な掃除、
洗濯も行う祖母です。毎日エンドレスに同じ話も教えてくれます。
そんな祖母についに被害妄想が始まりました。仕事中によく見聞きする家族の
負担が大きくなるあれです。
「エンシュア(病院で処方された栄養ドリンク)が減っている!
きっと○○君(義理の息子)が飲んでるんやわ!」
と疑うので家族で爆笑してしまいました。介護福祉を勉強してきた成果を活かして
「だから太ってるんかもしれんね。」
と否定することなく声かけしました。
毎日、指定量以上のエンシュアを飲んでいる祖母はますます元気です。
今回は笑い話で終わりましたが、今後祖母の認知症が完治することはないでしょう。
認知症の祖母と暮らす家族の立場として、認知症の方を日々介護されている方々の
お気持ちに寄り添うことができればと思い、日々精進してまいります。