先日の1月17日で、阪神淡路大震災から27年。
長田区では今も大切な日として、さまざまな行事が行われています。
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さて、長田区自立支援協議会では、長田南小学校で行われた「長田南1.17のつどい」に防災部会として参加させていただきました。
長田南小学校では、毎年震災を振り返り、大切な命、家族の絆、助け合う心について、地域の方と共に学ぶ日として、この1.17のつどいを実施されています。
消防士さんや防災士さん、地域の防災福祉コミュニティの方たちによる防災チャレンジの特別授業。
私たちは、4年生、5年生を対象に、視覚障がいと聴覚障がいの方が、災害時などにどのような状況になるのか、避難のための誘導、情報の伝え方などについて学んでいただく体験を行いました。
1.17のつどいの前に、授業で視覚、聴覚それぞれの障がい当事者の方にゲストとして講話をいただき、そのお話を踏まえたうえで体験に臨んでもらいました。
視覚障がいの体験では、アイマスクをして『見えない』という体験と、そういった方を誘導する体験を。
聴覚障がいの体験では、『聞こえない』方に声を使わずに、情報を伝達するためのゲームを。
私たちが暮らすこの地域では、自分や家族の他にも、たくさんの方が暮らしています。
障がい者、高齢者、こども…
なにか配慮や手助けが必要な場面があるかもしれません。そういった場面に出くわしたときに、相手を思いやれる、助け合える、そんな人になってほしい。
今回の体験に込めた私たちの想いが、長田南小学校の皆さんのこれからに少しでも役に立てば、とても嬉しく思います。
長田区自立支援協議会では、このような地域の他団体との交流の他、
各部会参加者の自宅、事業所から、災害発生時の避難の仕方を考え、訓練する『みんなでにげようプロジェクト』など、防災に関する様々な取り組みを行っています。
関心のある事業者さん、地域の皆様、ぜひご協力、ご参加いただきたいと思います。
おまけ
6年生の「しあわせはこべるように」手話での表現とても感動しました。