2021.11.01
様々な障がいを知り、ふだんの生活のなかで困っている人にちょっとした手助けや気配りができる人が増えるように、思いやり・譲り合い・助け合いの心を育む神戸の市民運動「ふれあいのまちKOBE・愛の輪運動」の一環として、障がいサポーター養成講座を開催しています。
10/20(水)は、市内小学4年生の授業〈総合的な学習〉で車いすの乗車・介助体験学習を行いました。当校では総合的な学習として「ともに生きる」ことをテーマに、「どんな人でも暮らしやすい、過ごしやすい社会を考える」「ユニバーサルデザインを通じて、みんながよりよく過ごすための気持ちを育てる」授業を年間を通して行っています。
また、今回初の試みとして、日頃から愛の輪運動に賛同いただいているトヨタハートフルプラザ神戸様のご協力で、福祉車両を用いた乗車・介助体験も実施しました。
(こちらの会社は、神戸中央郵便局の西側にて福祉車両の常設展示をされています)
受講した児童からは、「声かけなしで車いすを速く押されるとこわい」「少しの段差でも介助には力がいる」「車いすに乗っている人とのコミュニケーションが大事!」「車いすの人が困っていたらサポートしよう」という感想が聞かれました。
共に支え合う社会を身近に感じ、日常の行動につなげられるように、様々な企業・団体にもご協力いただきながら、理解・啓発を推進してまいります。
<福祉車両の体験・見学>
<車いすの体験・介助>
<車いすの使い方・サポートについての説明・当事者の声のDVD視聴>