2018.08.10
西区押部谷の一番南にある養田(ようだ)地区。ここで養盛会(老人会)が中心になって地域の高齢者を対象に開催している給食会「養田ニコニコクラブ給食会」へ行ってきました。 養田地区は元々緑豊かな農村地区でしたが、近くに工業団地ができ専業農家が減り、少子高齢化でひとり暮らし、老老夫婦、昼間は高齢者だけの世帯が多くなりました。あまり高齢者同士でお 話する機会が少なく、気の合った元気な方は西神中央駅付近の店に食事や茶話会へ行かれていましたが、バスの時刻表改定で行くことが難しくなりました。そこで、養盛会総会で「高齢者どうしが集まる場を作って欲しい」と要望があがり、1年前に給食会を立ち上げることなりました。 主食は毎回季節を感じさせるお弁当を選び、お汁、デザート(地元でとれたくだもの)を出しています。参加者は食事はもちろん食事中のおしゃべりを毎回とても楽しみにされています。食後はカラオケや講師を招いての認知症予防運動、頭の体操で健康寿命を延ばす取り組みをされています。 お弁当を使う、地元でとれた野菜・果物を提供する、参加者に飽きさせないレクリエーションを考えるなど様々な工夫が盛り込まれており、スタッフのご苦労が参加者の笑顔につながっていると感じる給食会でした。 養盛会会長の森岡さんは「おかげさんで来られた皆さんに『今日は来て良かった』と言ってもらえているのがスタッフの励みになってます。男性が少ないのが悩みかなぁ。男性のみなさん、もっと出てきてや!絶対オモロイで!」と笑顔で語られました。 |
これからも出前トークや体操教室といったいろいろなレクリエーションを行う予定。養田地区の高齢者のみなさん、月に一度のお楽しみにぜひご参加ください。