ラブ・リングコウベ

4月12日、毎月第2木曜日に開かれているひよどり台ふれあいのまちづくり協議会主催の給食会で、「きたベジねっと」による野菜販売会が行われました。

当日はぽかぽか陽気の中、月1回のこの日を楽しみにされている約50人のご近所の高齢の方々が参加されました。ボランティアの方による手づくりのお料理を食べたあと、お待ちかねの「きたベジねっと」による野菜販売会です。

「きたベジねっと」は、北区の障がい者就労支援事業所が農家から請け負った休耕田でお米や野菜の生産や加工・販売を行い、障がい者の就労の場の確保、収入の増加を図る支援事業です。「きたベジねっと」で作った野菜を給食会で販売することを北区社会福祉協議会が提案して始まり、今回で3回目になりました。参加される方々もお目当ての野菜をカゴ一杯につめこんでいました。特に60束準備したほうれん草は“柔らかくてしっかりした味”と好評で、あっという間に完売。「もっと持って来てないの？」との声が多く聞かれるほどでした。

今回、販売を担当された「障害者支援施設　清心ホーム」の渋谷さんは、「毎回野菜販売を楽しみにしていただき、味もみなさんにご好評をいただいています。自分たちが作った農作物が売れると施設利用者のモチベーションも上がり喜んでいます。これからも出張販売の機会をもっと増やしていきたいですね」と接客で大忙しの中笑顔で語ってくださいました。

今後も北区での給食会などでの農作物販売の輪が広がり、「農福連携」のまちづくりが進んでいくよう応援しています！