2019.12.13
12月6日(金)~8日(日)に、神戸市垂水区の清水ヶ丘東自治会が自治会員を対象に、不要になった品物(大型ゴミ)を公園に集め、まとめて業者に処分してもらうという取り組みをされました。老若男女問わず不用品が出せるこの取り組みは今回で3回目、多くの自治会員からの要望を受けて実施されました。
日用品から布団やタンスなどの大きなものまで、たくさんの不用品が集められ、まだ使える物を活用するためにフリーマーケットも行われました。通常、大型ゴミを出すには、大型ゴミ受付センターに申し込み、大型ゴミシール券を購入して貼ったあと、指定の日時に出すことになります。しかし、清水が丘東自治会の活動ではこれらの手続きが不要なうえ、最終日の8日(日)は自治会有志がトラックで町内を回り、自力では不用品を出しにくい方の自宅から運び出すという親切なサポートがあり、特に高齢者や仕事などで忙しい方々に大変喜ばれています。
この活動の発案者の一人である平山さんは「町内のみなさんに喜ばれているし、この不用品回収活動が自治会に加入する動機にもなっているので嬉しい」と話してくださいました。同じように取り組んでみたい地域があれば、ノウハウを伝授してくださるそうです。「いらないものを捨てられない」という問題は今やあらゆる世代、あらゆる地域に共通するものです。地域の中で積極的に取り上げていただきたい課題ですね。