2023.08.09
1.概 要
ロシアによるウクライナへの侵攻により、国外への避難を余儀なくされ、神戸市内に避難して来られた方々への支援を目的とした募金の最終実績額と募金配分内容について、次のとおり報告いたします。募金にご協力いただいた市民・企業のみなさまに心からお礼申し上げます。
2.募金実績
名 称 ウクライナからの避難者支援募金
受付期間 2022年4月11日(月曜)~2022年12月30日(金曜)
寄付実績 238件 6,877,903円
3.募金配分使途
ウクライナからの避難者の支援を行う支援団体を通じて避難者の意向を聴き、有識者及び神戸市関係部局、関係団体、本会事務局長で構成する募金配分委員会で協議して配分内容を決定しました。
募金配分委員会
(公財)神戸新聞厚生事業団、神戸市(市長室国際部、福祉局)
(公財)神戸国際コミュニティセンター、神戸市社会福祉協議会
支援協力団体
(公財)神戸国際コミュニティセンター、(特非)神戸定住外国人支援センター
1次配分 | 市内の移動旅費の支援を求める意見が多数であったため、ICOCAカード(2万円分)を70名、こどもICOCAカード(1万円分)を5名に配布。(計:1,487,500円)
※券面額は本人利用可能額。合計額にはデポジット代37,500円(75枚分)を含む |
2次配分 | 1次配分同様、市内の移動旅費の支援を求める意見が多数であったため、ICOCAカード(2万円分)を68名、こどもICOCAカード(1万円分)を4名に配布。(計:1,436,640円)
※こどもICOCAカードを配布済の方へはチャージ費用として金銭(@10,000円)を支給 ※券面額は本人利用可能額 ※合計額にはデポジット代34,000円(68枚分)、および未使用カード精算返戻額手数料2,640円(12枚分)を含む |
3次配分
(最終) |
避難生活の長期化に伴い、避難者の生活課題が多岐にわたっているため、日用必需品等の購入など広範な使用に利用できるよう、避難者全員を対象に商品券(5万円分)を78名に配布。
(計:3,900,000円 ※別途郵送料等31,055円) |
3次配分後の残額については、振込所要経費を除き、日本赤十字社が実施する「ウクライナ人道危機救援金」へ寄付いたしました。
赤十字国際機関を通じた支援に加え、ウクライナ国内で援助を必要とする人々への支援及び復興支援に活用されます。
日本赤十字社への寄付額 21,938円(振込手数料 770円)
なお、日本赤十字社では2024年3月31日まで救援金を受け付けておりますので、引き続きのご支援をお願いいたします。