お知らせ

「有限会社絵芯社・世良美術館 児童福祉基金寄付贈呈式」が行われました

2025.04.08

世良美術館(有限会社絵(かい)芯社(しんしゃ))様が、2025年3月31日をもって閉館されるにあたり、神戸市社会福祉協議会 児童福祉基金に、2,100万円のご寄付を頂くこととなりました。
2025年3月24日(月曜)に神戸市社会福祉協議会において、寄付贈呈式が行われました。

世良美術館は、画家・ピアノ指導者として活躍されていた、故・世良臣絵(せらとみえ)様が、80歳で私財を投じて、1992年に、東灘区御影に開設された個人美術館です。
2009年に世良臣絵様が亡くなられた後、有限会社絵芯社が運営を引き継がれてきましたが、世良様の17回忌に当たる2025年3月31日をもって閉館されることとなり、建物の売却資産等から、有限会社絵芯社の5名の個人の方より、神戸市社会福祉協議会 児童福祉基金へのご寄付のお申し出がありました。

<右から>世良美術館 スタッフ石田様・武田学芸員・濱崎館長、神戸市児童養護施設連盟 金子会長・曺副会長、神戸市社会福祉協議会 玉田理事長・加島専務理事

 

神戸市社会福祉協議会では、このご寄付を基に「(仮称)世良美術館記念・世良臣絵児童福祉事業助成」を創設し、寄付者のご意向により、児童養護施設等を退所する児童の支援に活用することとなりました。助成制度については、神戸市児童養護施設連盟と調整の上、設定し、令和7年度より助成開始の予定です。

神戸市社会福祉協議会では、皆さまの温かい「想い」がつながる「縁むすび」、みんなが支える「こうべのふくし」を進めてまいります。

寄付贈呈式の模様は、神戸新聞に掲載されました。

【2025年3月29日(土曜)神戸新聞朝刊】