2021.11.04
様々な障がいを知り、ふだんの生活のなかで困っている人にちょっとした手助けや気配りができる人が増えるように、思いやり・譲り合い・助け合いの心を育む神戸の市民運動「ふれあいのまちKOBE・愛の輪運動」の一環として、障がいサポーター養成講座を開催しています。
10/13(水)は、市内高校1年生(280名)の授業〈総合的な学習「人間関係」〉にて、白杖歩行・介助による視覚障害者の疑似体験学習を行いました。
感染症対策を講じながら、白杖歩行者役・介助役・観察役に分かれ4人1組での校内体験、体験前後にはグループワークを取り入れ、様々な角度から「どのようなことが視覚障害者の障害(バリア)になり、それを補う(軽減する)にはどのようなことが必要か」を考えていただきました。
受講を終えた生徒からは以下のような感想をいただきました。
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・障がい者の方、介助する方の両方の気持ちを経験できた貴重な時間を過ごせた。
・視覚の無い状態を体験したことで、思っている以上に普段自分が視覚に頼っていること、障害者が大変な思いをしていること、周りの協力があって誰もが住みやすい環境になるんだろうと感じた。
・言葉で周辺情報を伝えるのは難しかったけど、私のサポートで安心してくれる友人を見て、今後、困っている人を見つけたら迷わず助けにいきたいな!と思った。
・これからは、白杖を持った困っている様子の人を見たら自分にできるサポートをしたり、点字ブロックの周辺に自転車などが置かれていたら率先して動かしたり、歩きスマホをしないように気を付けようと思った。
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