2020.08.04
神戸市内の小中学校では、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、3月から5月までの約3カ月間臨時休校となりました。子どもたちにとって、仲間と一緒に学んだり過ごしたりする経験はかけがえのないものですが、残念ながら、その機会は大幅に減ってしまいました。そんな子どもたちが、学習を通して仲間と過ごせる居場所として、港島地域福祉センターでスタートした「こどもカフェテラス~港島学習支援教室~」をご紹介します♪
新型コロナウィルス感染症により影響を受けた子どもたちや子育て世帯を応援するため、中央区社会福祉協議会で実施している『こども×笑顔 地域まるごと応援プロジェクト』の一環としてスタートした「こどもカフェテラス~港島学習支援教室~」。子どもたちが気軽に学習やお話ができる居場所として、夏休み期間中の8日間、10時から12時頃まで開かれています。
開催にあたり、3密の回避や消毒、飛沫防止などの新型コロナウィルス感染症対策はしっかり行われています。子どもたちは入口で検温と手指消毒。学習をサポートする民生委員児童委員やボランティアは、マスクやフェイスガードを着用しています。
「難しい~!教えて~!」「夏休みの宿題、もう終わったよ~!」など、元気な子どもたちの声が聞こえてくると、民生委員児童委員やボランティアの方もニッコリ。「答えを見るのはちゃんと考えてからやで~」と優しく教える姿や、「私もよい頭の体操になるわ~」とはにかむ姿が見られました。
運営メンバーで港島地区民生委員児童委員の和田会長は、「コロナの影響で学習に差が出るだけでなく、強いストレスを感じている子どもたちがいる。ここが少しでも息抜きの場になれば・・・」と話してくださいました。
飛沫防止のためのアクリル板、体温計、消毒液及びフェイスガード等の新型コロナウィルス感染症対策資材は、『こども×笑顔 地域まるごと応援プロジェクト』を応援くださっている皆さま方からの寄付が活用されています。
神戸市社会福祉協議会では、引き続き“コロナに負けない”地域での取組みを『Re3(れれれ)大作戦』で発信していきます♪